圧縮陳列を封印したドン・キホーテ新業態「ロビン・フッド」の命運は? 過去最高益の昨年度を上回る好調が続くが
ドン・キホーテの商品陳列は「圧縮陳列」と呼ばれ、迷路のような売り場構成をもたらす。1号店の出店は1989年だが、そのルーツは創業者の安田隆夫氏が78年に開業した「泥棒市場」にある。
「祖業はバッタ屋のような業態だったそうだ。売れ残った商品や、他店が扱いづらい訳あり品を仕入れることで格安販売を実現した。狭い店内に商品を詰め込み、入れ替えも激しいため、いつ行っても面白い店として客が集まるようになった」(流通業界関係者)
98年にはわずか10店舗に過ぎなかったが、05年に100店舗、08年に200店舗を達成。18年には400店舗を超えた。その後も総合スーパー「アピタ」などを展開するユニーを子会社化し、規模を拡大。この過程で単なる「面白い店」から「必需品を扱う店」へと転換していった。
「生鮮食品や精肉が充実した店舗もあり、安い食品スーパーとして利用する客も多い。ドラッグストア感覚で化粧品を購入する女性客も目立つ。かつてのダイエーやヨーカドーのような現代版の総合スーパーといえる」(前出の流通業界関係者)


















