「無印良品」国内ではナチュラルローソンでも販売など絶好調 気になるのは海外事業の今後
80年代に西友のPB(自主企画商品)として誕生した無印の歴史は長い。年間売上高は13年度に2000億円を超え、18年度に4000億円を突破。コロナ禍で激減したが、25年8月期の7846億円まで成長した。
「質素なイメージが派手さを嫌う現代の消費者に合っている。主要客の女性に支持されており、地方で順調に店舗数を増やしてきた。バウム・クッキー・紅茶など各食品に固定のファンがいて、来店機会につながっている」(流通関係者)
雑貨・衣類・食品・化粧品とジャンルは広く、女性客の総合スーパーになっている。
海外では05年に進出した中国を中心に展開。前述の通り店舗数は国内より多く、売上高の規模は国内と同等だ。
「日本と似た品ぞろえで商品を展開しており、やや高級なブランドとして認識されている。現地でも日本と同じく質素・自然のイメージが受け入れられた」(同)
ただし不景気下の中国では一部店舗を閉店し、スクラップ&ビルドを進めている。アパレルではユニクロが中国市場を押さえてアジアに展開。現在は欧米事業を強化中だ。海外事業の売り上げは国内を上回る。ユニクロのように世界で通用する小売企業となれるのか。海外事業の今後に注目が集まる。
(ライター・山口伸)


















