止まらない長期金利上昇に高市政権ビビり…「骨太の方針」原案発表から数日で慌てて修正の前代未聞
「骨太の方針」の修正は前代未聞のことだ。しかも、原案の発表から数日での修正である。よほど危機感が強いに違いない。
問題は、この先、長期金利はどこまで上がるのかということだ。経済評論家の斎藤満氏はこう言う。
「世界の常識では、長期金利は名目GDPに近づきます。ここ数年、日本の名目GDPは4%を超えている。長期金利も4%を超える可能性があります。長期金利が上昇している大きな原因は、『インフレ』と『財政悪化懸念』です。インフレを止めない限り、長期金利も上がりつづける可能性がある。なのに高市政権は、官民で370兆円を投資する構想をブチ上げるなど、インフレと財政悪化を加速しかねない政策を掲げている状況です」
この先、夏の概算要求、秋の補正予算、来年度の予算編成、消費税減税──と財源の有無が問題になるたびに、財政悪化懸念が強まり、長期金利は上昇しかねない。
「日銀は、早めに利上げに動くべきです。インフレが進んだ後、慌てて物価高を抑えようとすると、利上げ幅も大きくなってしまう。早めに政策金利を上げてインフレ期待の熱を冷ませば、高インフレ、高金利も回避できます」(斎藤満氏)


















