止まらない長期金利上昇に高市政権ビビり…「骨太の方針」原案発表から数日で慌てて修正の前代未聞

公開日: 更新日:

「骨太の方針」の修正は前代未聞のことだ。しかも、原案の発表から数日での修正である。よほど危機感が強いに違いない。

 問題は、この先、長期金利はどこまで上がるのかということだ。経済評論家の斎藤満氏はこう言う。

「世界の常識では、長期金利は名目GDPに近づきます。ここ数年、日本の名目GDPは4%を超えている。長期金利も4%を超える可能性があります。長期金利が上昇している大きな原因は、『インフレ』と『財政悪化懸念』です。インフレを止めない限り、長期金利も上がりつづける可能性がある。なのに高市政権は、官民で370兆円を投資する構想をブチ上げるなど、インフレと財政悪化を加速しかねない政策を掲げている状況です」

 この先、夏の概算要求、秋の補正予算、来年度の予算編成、消費税減税──と財源の有無が問題になるたびに、財政悪化懸念が強まり、長期金利は上昇しかねない。

「日銀は、早めに利上げに動くべきです。インフレが進んだ後、慌てて物価高を抑えようとすると、利上げ幅も大きくなってしまう。早めに政策金利を上げてインフレ期待の熱を冷ませば、高インフレ、高金利も回避できます」(斎藤満氏)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒