東京・臨海地下鉄構想 東京-有明間を結び、将来は羽田空港に延伸も
東京臨海高速鉄道など3者で合意書を締結
詳しいルートは〈図〉の通りだが、銀座と築地については「新」と書かれていて、すべての駅名の脇に「仮称」とある。これは?
「駅位置は想定ですが、近傍の既存駅とは別に臨海地下鉄の新駅を設置する想定です」
事業計画案には、「今後事業の進捗により変更の可能性がある」と書かれているが、ルートが変わるのか?
「東京-有明間を結ぶこと自体は変わりません。駅も変わりません。ルート・駅位置は令和4年度の事業計画案における想定であり、今後の検討の深度化等により、変更の可能性もある、という意味です」
この地下鉄の事業計画検討会が重ねられる中、都は24年2月、整備主体として「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」、営業主体として「東京臨海高速鉄道」と3者で事業計画の検討を行うことで合意書を締結した。この3者合意によって検討が加速し、地下鉄整備計画はより現実味を帯びている。
当初、予定されていたTXとの接続は今後、どうなるのか?
「鉄道のネットワーク効果を最大化するには、隣接する既存路線との接続が重要ですから、TXとの接続は将来の検討項目として残っています」
つくばは国際戦略総合特区で、臨海部との交流が進むと、国際競争力が強化され、事業性も向上する。それだけに延伸するTXとの接続は、重要な検討項目の1つだという。あえて「1つ」としたのは、地下鉄との接続が検討されるビッグな路線があるのだ。
「羽田空港への接続も重要な検討項目です。その場合、東京臨海高速鉄道のりんかい線との接続が想定されます。東京-有明間は地下鉄で結び、その先のどこかでりんかい線に接続することになると思われます」
TXや羽田空港との接続は検討項目とはいえ、再開発される築地や銀座から羽田が一本で結ばれるとなれば交通の利便性は格段に増す。臨海部の整備計画は要チェックだ。



















