AI規制の警戒広がり日経平均5万8000円割れの衝撃…株価はまだ下がるのか? 識者3人が見解
「半導体関連銘柄だけでなく、全面安となっているのが重要です。AIバブルがはじけた感があるうえ、エネルギーやヘルスケアなど逃避先になりやすい業種に逃げる動きもなく、国債が買われている。リスクオフの動きが広がっているのです。そもそも、トランプ米大統領が中間選挙の大敗もあって、極端な関税政策で脅すような言動をなおも取り続けており、半導体以外の業界にも警戒が広がっている。こうした不安要素が取り除かれるまでは、様子見した方が得策でしょう」
また、経済評論家の杉村富生氏は、「全面的な株安の始まりではないか」と、こう分析する。
「中間選挙での民主党の大勝も、ドイツやフランスで起きている暴動も、根っこは同じ問題です。生活苦にあえぐ人々が、現状の社会構造を変革しようとしている。一部の大企業やAI関連企業の株価だけ上がり続けていた中、こうした格差を是正する動きに発展するのではないでしょうか」
一方、株式評論家の藤本誠之氏は、急落は一時的と見る。
「DC規制の懸念は強まっていますが、アメリカ本土ではなくカナダや北欧に建設する動きが広がれば、大きな影響はありません。半年から1年はかかるかもしれませんが、半導体関連銘柄は元の水準に戻ると考えます。特にキオクシアは、PER(株価収益率)が極めて低い水準にある。いまの局面では、買いでしょう」
この局面で投資するなら、よーく考えた方がいい。
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