自民党が慌ててまとめた「脱原発」小泉元首相への噴飯反論

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 自民党原発再稼働を推進する議員でつくる「電力安定供給推進議員連盟」(会長・細田博之幹事長代行)が21日、反小泉の資料をまとめた。

「原子力発電の現状と将来」と題した資料で、大ざっぱに言うと、「100万キロワット級の原発で年間排出される使用済み燃料は、輸送容器(キャスク)2基分で、保管スペースは8畳分」「使用済み燃料を再処理してガラス固化すると、貯蔵スペースは4畳分」という内容。

 要するに年間で排出される使用済み燃料は容量が小さく、まだ捨て場所を探す時間はある――と主張。「原発即ゼロ」宣言をした小泉元首相の「最終処分場のメドをつけられると思う方が楽観的で無責任」との発言に対抗したのだ。

 だが、核のゴミ問題で重要なのは保管スペースがあるかどうかという問題ではない。どんなに容量が小さくても半永久的に強い放射能を発する核のゴミは捨てる場所がないのである。トイレがないマンションなのに、「排泄(はいせつ)物はスペースを取らない」といわれたところで、誰が納得するものか。

 国内原発の使用済み核燃料は既に1万7000トン。10年以上前から処分場の候補地を探しているが、何のメドも立っていない。小泉発言の火消しに躍起になっている自民党の周章狼狽(ろうばい)ぶりが、かえって分かるというものだ。

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