安倍官邸真っ青 支持率上昇でも「内閣改造」に世論がソッポ

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 世論調査に詳しい明大教授の井田正道氏(計量政治学)はこう言う。

「組閣や内閣改造の『評価』とは、顔ぶれに対する期待値です。今回は看板大臣がおらず、インパクトに欠けることに加え、留任が多く新味が乏しかった。留任大臣については期待値プラス過去の実績が『評価』となります。つまり、留任大臣が多い今回、世論調査で『評価しない』が多かったということは、政権全体の業績を評価できないということになります。それでも支持率が上昇したのは、安保法案が成立し、世論の関心が多様化したことが背景にあるでしょう。しかし、内閣に対する期待値が下がっているわけですから、これから支持率を上げるのは簡単ではありません」

 期待値の低さの原因は、株価下落やアベノミクスへの落胆が大きい。新3本の矢には株式市場もほとんど反応していない。


「わずかに支持率が上がったのは、野党がダメだから他に選択肢がないだけで、敵失によるものだ。『経済優先』が国民に期待してもらえなくなると政権運営は厳しくなる。非常に不安定な政治状況に入った」(自民党ベテラン議員)

 安倍首相は、ますますストレスがたまりそうだ。

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