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大手好決算も中小零細に恩恵ナシ 「GC注記」危ない21社

 過去最高益を更新する大企業が続出した2017年9月中間決算だったが、中小・零細には恩恵が届いていない。それがクッキリなのが、決算書に「継続企業の前提に関する注記(GC注記)」が付いた企業、いわゆる市場が警戒する“危ない会社”が依然21社に上っていることだ(別表参照)。3月期から2社減ったものの、21社はいずれも前期から続けての記載だった。

 GC注記を付けるほどではないにしろ、事業継続に疑義がある事象を抱えている場合には「重要事象」が記載されるが、そちらは38社あった。

 データをまとめた東京商工リサーチ情報本部の増田和史氏がこう言う。

「企業業績が全体に上向きという環境下で、不振から抜け出せないというGC注記企業は、よほど状況が悪いということです。21社中11社に3年前の14年9月中間期決算でもGC注記が付いていました。不振の固定化が顕著になっています。重要事象の記載企業を含めた全59社を見ると、東芝を除けば中堅・零細の製造業が約半数を占める。大手メーカーは好調でも下請けは相変わらず苦しんでいます」

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