トランプがブチ切れ 安倍&オバマ“仲良し寿司会談”の軽率

公開日:

「トランプ大統領は、オバマ前大統領の施策を全否定することで大統領選を勝ち抜いてきたわけです。もちろん、オバマ氏も選挙中から鋭くトランプ氏を批判してきました。トランプ氏が、仇敵のオバマ氏と安倍首相の会談日程を知り、『これまでの親密姿勢は一体なんだったんだ』と考えてもおかしくありません。安倍首相の行動は明らかに軽率でした」

■中国とセットで日本にも関税の嫌がらせ

 トランプは米国の安全保障を担う鉄鋼・アルミの生産者を守るため、関税を適用することを決めた。しかし、関税対象国と除外対象国を見れば、関税適用は敵視する国への“嫌がらせ”に近いことがよく分かる。

「米国の鉄鋼輸入先の比率は、今回除外対象となったカナダやブラジル、韓国などが計約54%を占めています。本来、国内の安全保障産業を守るというのなら、これらの主要国にまず関税を設けるべきです。ところが、日本からの輸入比率はたったの5%。表立って敵視し、関税対象にした中国も2%です。つまり、関税適用は効果を狙ったものではなく、極めて政治的なメッセージ性が強い。安倍首相に不信感を募らせている証拠といえます」(孫崎享氏)

 そもそも、安倍首相はオバマとは在任中から「ケミストリーが合わない」はずだった。それでも会談したのは、オバマの「広島訪問」の成功体験からか、それとも炎上中の森友問題から国民の目をそらさせるためか。いずれにせよ、外交オンチをさらす結果になった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    また仰天答弁…桜田五輪相は地元も見放した“柏の出川哲朗”

  2. 2

    誤球の松山に「お粗末の極み」と厳し声 手抜きの指摘も

  3. 3

    特番「細かすぎて伝わらない」木梨憲武&関根勤不在のワケ

  4. 4

    片山大臣が一転弱気 カレンダー疑惑“証人続々”に戦々恐々

  5. 5

    北方領土2島先行返還を阻む日米安保「基地権密約」の壁

  6. 6

    玉城知事の訴え効果あり 辺野古阻止は軟弱地盤が足がかり

  7. 7

    M&Aはコミットせず…赤字転落「RIZAP」子会社切り売り必至

  8. 8

    原巨人ため息…“陰のMVP”天敵フランスアは広島であと5年

  9. 9

    移民利権で私服を肥やす 天下り法人「JITCO」の“商売方法”

  10. 10

    オークラを提訴 久兵衛に危惧されるホテル業界の総スカン

もっと見る