協和発酵キリン 宮本昌志社長<2>豊かになれるとキリン入社

公開日: 更新日:

 東大理科2類に合格した宮本昌志は、医学部に進む理科3類の学生と同じ講義を受け、その能力の高さに圧倒される。だが、発見はそれだけではなかった。

 理系、文系を問わず、東大の学生はどうやら裕福な家庭の子息が多かったのだ。東京の名門私立高校出身者をはじめ、親は金持ちであり、その資力こそが東大合格の原動力でもあった。

 この点、宮本は“苦学生”だった。病弱な父親は長野県飯山の農協を定年退職した後、建設会社に嘱託事務の職を見いだして、何とか息子に仕送りを続けていた。

「気がつけば、飲みに行く相手は、同じような境遇の友達ばかり。学生時代に、遊んだという記憶はありません」

 貧乏を恨むことはなく、自然体で受け入れていた。

「自分が苦労をしているという意識はなかったです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジ宮司アナは“夜の女神”へ…トップクラスの美貌とMC技術

  2. 2

    専門家も警鐘 南海トラフ巨大地震“前兆”続々発生の不気味

  3. 3

    入籍で妊娠説も ベッキーがやっと乗り越えた“ゲスの呪縛”

  4. 4

    大河史上最速で視聴率1桁…「いだてん」を襲うNHKの包囲網

  5. 5

    そこまでやるかNHK 安倍首相と「遺恨」残す部署が解体危機

  6. 6

    背後に敏腕マネが 大坂なおみ“バイン契約解除”決断の真相

  7. 7

    中日・根尾昂が宿舎で見せた「優等生」とは違う“別の顔”

  8. 8

    テレ朝・弘中綾香アナ“最大の武器”はマイペースと強心臓

  9. 9

    結婚発表前に伏線が…テレ朝・小川彩佳は悲恋のプリンセス

  10. 10

    統計不正“火付け役”は首相別荘BBQでも火おこし役の腰巾着

もっと見る