「泉代表は物足りないけれど…」立憲民主党 若手・中堅グループ政策提言の歯切れの悪さ

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 9月の自民党総裁選をめぐる動きに注目が集まる一方、立憲民主党代表選は盛り上がりに欠ける。そうした中、立憲の若手・中堅ら18人でつくるグループ「直諫の会」が2日、国会内で会見。〈次なる国家ビジョン「インパクト立国へ」〉と題した政策提言を発表した。

 会長の重徳和彦衆院議員は「批判ばかりしているという立民のイメージを吹き飛ばしたい」とその狙いを明かしたが、時期が時期だ。代表選への対応が気になるところ。

 泉健太代表は再選を目指し、枝野幸男前代表も手を挙げるとみられている。

「重徳氏が出馬するのか」

「候補者を擁立するのか」

 こうした質問に重徳氏は「これからグループの中で検討する」「どういう可能性も排除していない」などと歯切れが悪い。

 前回、会として推した泉についても「若さという強みを発揮できているかというと、ちょっと物足りないところがある」と、奥歯に物が挟まったような評価。まだまだ様子見か。

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