著者のコラム一覧
室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

代表の悪口をいってまわる立憲議員たちへ 泉健太さんの発言を、もう一度、確認してみ?

公開日: 更新日:

『「今の政権ではダメだ」という声は、各党から寄せられているので、できる限り私たちが目指す新しい政権づくりに、様々なサポート、協力をいただければと思っている』(泉健太・衆議院議員・立憲民主党代表)

 これは3日京都市で、記者団の取材に応じた泉代表の言葉だ(FNNプライムオンラインより)。

 記事によれば、

「国民の皆様に、我々の考え方が伝わる代表選にしなければいけない。そして、政権への期待が高まる代表選にしなければいけない」

 と強調したという。で、冒頭の言葉だ。

 9月には立憲の代表選がある。表や裏で党内の人間が動き出している。

「泉じゃダメだ」「泉じゃ物足りない」、方々で代表の悪口をいってまわる仲間たち。メディアで公然と「泉降ろし」をぶちまくる。

 9月7日から代表選がはじまるのだから、「泉じゃダメだ」というのなら、9月7日以降、自分の応援する候補がなぜ良いのかを述べるとき、比較対象として現ボスの『泉健太』を持ち出し、今よりずっと良くなるというんじゃ遅いの?

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    “マトリ捜査報道”米倉涼子の圧倒的「男運」のなさ…海外から戻らないダンサー彼氏や"前科既婚者"との過去

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    大阪・関西万博「最終日」現地ルポ…やっぱり異常な激混み、最後まで欠陥露呈、成功には程遠く

  5. 5

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  1. 6

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 7

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  3. 8

    巨人の大補強路線にOB評論家から苦言噴出…昨オフ64億円費やすも不発、懲りずに中日・柳&マエケン狙い

  4. 9

    元体操選手の鶴見虹子さん 生徒200人を抱える体操教室を経営、“アイドル”も育成中

  5. 10

    地上波連ドラ3年ぶり竹内涼真に“吉沢亮の代役”の重圧…今もくすぶる5年前の恋愛スキャンダル