【独自】自民・甘利明氏の後継候補は「34歳の元維新女性」か? “色ボケ説”尻目に擁立模索し地元行脚

公開日: 更新日:

 あまりにも意外すぎる話だ。

 自民党甘利明元幹事長(75)は、昨年の衆院選で神奈川20区(相模原市南区、座間市)から出馬するも、トップと2万票差の次点に沈んだ。自民の「73歳定年制」に引っかかり比例重複できず、あえなく落選。昨年12月に次の衆院選には立候補しない意向を表明した。後継者は誰になるのかと地元で関心が高まる中、まさかの候補が浮上していることが、日刊ゲンダイの取材でわかった。

「甘利さんの後継者として、『日本維新の会』に所属していた金沢結衣さん(34)の名前が挙がっています。甘利さんが地元の関係者に彼女を紹介して回っているようです」(永田町関係者)

 金沢氏は相模原市出身で、2021年の衆院選、昨年4月の衆院補選に東京15区(江東区全域)から「維新」の公認候補として出馬。その後離党し、昨年10月の衆院選では同選挙区から無所属で出馬したが、いずれも落選。議員経験はない。

 甘利氏と近い地元市議はこう話す。

「たしかに、後継に金沢さんの名前が挙がっているのは間違いありません。金沢さんは地元出身の方ですからね。ただ、あくまでまだ後継の候補者という段階です。いまは地元の人に会ってもらって、選挙区とのマッチ度を探っているそうです。近々、支援者を集めて意見交換会を開くという話も聞いています」

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