参政党が参院選で急伸の不気味…首都圏選挙区で自公国が「当選圏外」にはじかれる大異変
千葉、神奈川、埼玉でも…
千葉(改選数3)でも異変の兆しだ。立憲と自民1人目が手堅く、残る1議席を国民民主の元NHK記者・小林さやか氏と自民2人目の豊田俊郎氏が争う構図が想定されていたが、参政の中谷めぐ氏が急伸。豊田氏を抜き去り、小林氏と3位争いをしているのだ。
「参政は今週から党本部のスタッフを千葉の現場に投入。テコ入れを図り、小林さんの票をはぎ取る算段を整えつつある。疲れが見え始めた小林さんを一気にまくるつもりだ」(県政関係者)
神奈川(改選数4)と埼玉(改選数4)では、共に公明候補がピンチだ。参政候補の急上昇で神奈川の佐々木さやか氏、埼玉の矢倉克夫氏が当選圏外にはじかれつつある状況だ。7日の公明新聞1面には、佐々木氏と矢倉氏の“鬼の形相”の写真がデカデカと掲載されている。「猛追するも圏外」との見出しで「参政新が急速に支持を伸ばし、圏内入り」などと記載。明らかに参政を警戒している。
参政の異様な進撃はいつまで続くのか。
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参政党の神谷宗幣代表は第一声で失言をかましたが、キャッチコピー「日本人ファースト」に支持者は熱狂だ。どこまで支持を広げるか。●関連記事【もっと読む】『参政党あるのか参院選での“地滑り的勝利”…神谷代表が第一声で失言も、2ケタ議席視野に?』で詳報している。