高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃
■内閣支持率イコール自民票にはならない
「下町の葛飾区は中小企業や自営業者も多く、元来、保守の強い地域。同区選出の平沢勝栄衆院議員(自民)が公明票の支援がなくても勝てるのはそれだけ自民の基盤がしっかりしているからです。しかし今回、自民離れの傾向が改めて証明された。高市内閣の高支持率がイコール自民票にはならないことがハッキリしました。政治に対する価値観が中高年とは違う若い有権者が目覚めると、選挙結果もガラリと変わるということでもある。永田町では高市人気に乗じた解散総選挙論が出ていますが、自民支持は伸びていないうえ、これだけ自民離れが顕著なのに、選挙なんてできるわけがありません」(政治評論家・野上忠興氏)
解散は当面封印か。
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岐阜・美濃市の首長選挙でも自民が推した候補は惨敗。8割超の高支持率の“化けの皮”は早くも剥がれつつある。●【もっと読む】『支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態』で詳報している。


















