メディアは一般教書演説を「今世紀で最も不人気」とバッサリ…トランプ劇場への疲れが表面化し始めた
トランプ氏は経済や安全保障についての実績を強調し、「アメリカはかつてないほど強く、豊かになった」と自画自賛した。しかし多くのメディアは、こうした楽観的な主張が、庶民の生活実感と乖離していることを指摘している。
国家の勝利を語るドラマ。だが有権者が見ているのは自分の財布だ。その距離が広がるにつれて、劇場化した政治への疲れが表面化し始めた。
■エプスタインファイルには触れず
今年11月の中間選挙を前に、不支持が支持を上回る状況の中で迎えた今回の演説は、岩盤層の結束には寄与しても、無党派層へは響かなかったとの見方が強い。また、低評価に拍車をかけた可能性があるのは、有権者の関心が高いエプスタインファイルに触れなかった点だ。
未成年者への性的暴行や人身取引の疑いで逮捕され、2019年に獄中死した富裕な実業家ジェフリー・エプスタインとの交友関係をめぐり、欧米では有力者の辞職や逮捕が相次いでいる。
加えて演説当日、公開資料からトランプ氏関連の数十ページが抜け落ちている可能性が報じられた。ニュースサイクルは既にこの新たな隠蔽疑惑へ移り始めている。



















