「騙された有権者」は「おめでたい」存在…他人は利益のための存在、崇めなければ排除
先述の「30歳のバースディ」には、こんな話がある。高校時代、大学生の彼氏に、デパートで買ったマフラーを「手編み」だと偽ってプレゼントした。彼の母親は「機械編み」だと見抜いたが、それでも彼は毎日そのマフラーをして高市に会いに来てくれた。高市は「おめでたい男だった」と記している。騙される人間は「おめでたい」のである。自分が仕掛けた嘘を信じ、けなげに思いを示し続けた相手を嘲笑する。高市は公約を平気な顔で破るが、高市は「騙された有権者」をせせら笑っているのだろう。=敬称略 (つづく)




















