高市首相の日米首脳会談「蜜月アピール」は突っ込みどころ満載…トランプ大統領は「心ここにあらず」

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高市首相が見つめるとトランプ大統領は目をそらし…

 ギョッとしたのは、日本側の通訳が英語で話している際に、高市首相が目を見開いて、トランプ大統領をジッと見つめた瞬間。それまで高市首相の方を向いていたトランプ大統領が、瞬時に首を前に戻し、高市首相から目をそらしたのだ。高市首相のあの“目力”に耐えられなかったのだろうか。

 トランプ大統領は米側の日本語通訳者に「なんて早口なんだ」「グレート・ジョブ!(いい仕事をしている)」と褒め、笑いを誘ったが、あれも会談を早く終えたかったからなのか。

 そして、ア然だったのが、高市首相が記者を追い出したことだ。

■外遊先でも記者を排除

 トランプ大統領は他国首脳と会談する際、取材に入った記者と質疑応答を繰り広げるのが恒例。ところが、高市首相がこれを拒むように、「たくさんのイシューを話したいので、そろそろ会談を始めましょう」と取材の打ち切りを促し、さらに日本側の通訳が英語で「報道陣に退出してもらいましょう」と高市首相が言ってないことまで付け加えたのだ。通訳の忖度か、事前の打ち合わせがあったのか。外遊先でも記者の質問を嫌がるとは、高市首相は一国のトップとして器の小ささをさらけ出した。

 今回の日米首脳会談を専門家はどう見たのか。

 上智大教授の前嶋和弘氏(現代米国政治)はこう言う。

「メディアを追い出したのは通訳のスタンドプレーではなく、最初からシナリオを作ってあったと思います。ICC(国際刑事裁判所)についての日米の立場の違いや、法の支配についてガザやイランはどうなのかと質問されるのを避けたかったのでしょう。トランプ大統領は『心ここにあらず』ですよ。当日の日程は、国連総会での演説、デンマークとの署名式、英バーナム首相との初会談、ウクライナのゼレンスキー大統領との会談と慌ただしかった。高市首相とは、同盟国だし、ちょっと会ってやるか、という程度でしょう」

 同志社大学大学院教授の三牧聖子氏(米国政治外交)はこう話した。

中国より先にトランプ大統領と会談したことやトランプ氏が会談した4カ国に日本が入っていたことで『日本が重視されている』と考えるのは幻想です。世界の国々は、米国と距離を置き始め、中国やEUなどと多角化を進めるのがトレンド。米国との緊密な関係を誇示するのは昔の感覚の外交だと思います。いずれにしても、米中首脳会談の結果を見る前に『成果』は言い過ぎでしょう」

 高市外交、やっぱりお粗末だ。

  ◇  ◇  ◇

 高市首相の稚拙すぎる外交については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

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