ケガ人続出…商業主義のIOCが新種目を“水増し”した代償

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 今大会は連日のように新種目が話題になった。
 新たに採用されたのは女子ジャンプやフィギュア団体など計12種目。フリースタイルスキーではスノーボードと会場が共有できるハーフパイプ、スロープスタイルが新たに加わった。

 曲芸のような動きを競うため、転倒する選手が続出。
 レース中に負傷し、棄権する選手は少なくなかった。小野塚彩那が銅メダルを獲得した女子ハーフパイプでは、有力選手が着地のミスでの自滅が目立った。

 新種目の大半は世界を見渡しても競技人口が少ない。国際オリンピック委員会(IOC)はマイナースポーツを実施して競技人口の増大を図る狙いもあったのだろう。11年のIOC理事会で新種目の採用を決めた際、ジャック・ロゲ会長(当時)は「選手と観客の双方から歓迎されるだろう。どれも面白い種目。既存の種目を完璧に補完するものであり、五輪に参加する女子選手の人数も増える」と説明。トリッキーな種目を増やして冬季五輪への注目度を高めて活性化を図ろうとしたが、実際はテレビ中継を意識したに過ぎない。IOCは動きが派手な種目はテレビ映えするため、視聴率が稼げるとソロバンをはじいたのだという。

 今回は運営やコース設定に問題が噴出した新種目が少なくなかった。
 IOCの商業主義に利用される選手はたまらない。

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