阪神が獲得へ 前ヤンキース建山に「過度な期待は酷」の声

公開日: 更新日:

■左打者にめっぽう弱い

「建山がメジャーで成功できなかったのは、左打者を苦にしていたから(12年の対戦成績は30打数9安打、打率.300、被本塁打4)。得意球のスライダー、シンカーが左打者には高めに浮いて痛打されることが多かった。一方、右打者に対しても、変則的で球の出どころが見えづらいフォームは、相手が慣れてくるにつれ、攻略されるようになった。これは3Aでも同様でした。過去にメジャー帰りで成功した選手は、たとえば五十嵐がツーシームを習得して一皮むけたように、プラスアルファがあるのですが、建山にはこれといったものが見当たらない。38歳ということもあり、球速、球威も落ちている。阪神に入ったとしても、対戦経験の少ないセ・リーグの右打者へのワンポイントとして多少の結果は残すかもしれないが、日ハム時代のようなセットアッパーとしての活躍を望むのは酷でしょう」

 阪神お得意の“不良債権”にならなきゃいいが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦

  2. 2

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  3. 3

    やす子「ドッキリGP」での言動が物議…“ブチ切れ”対応で露呈してしまった芸人の器量と力量

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    中央学院戦の「1安打完封負け」は全部私の責任です。選手たちにもそう伝えました

  1. 6

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明

  2. 7

    タレント出身議員の“出世頭” 三原じゅん子氏の暴力団交遊疑惑と絶えない金銭トラブル

  3. 8

    巨人の正捕手争い完全決着へ…「岸田>甲斐」はデータでもハッキリ、阿部監督の起用法に変化も

  4. 9

    ドジャース大谷翔平の突き抜けた不動心 ロバーツ監督の「三振多すぎ」苦言も“完全スルー”

  5. 10

    萩生田光一氏「石破おろし」がトーンダウン…自民裏金事件めぐり、特捜部が政策秘書を略式起訴へ