重圧隠し? スコラーリ監督が会見で強気の「ネイマール」連呼

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「ネイマールはいないが逆にチームの士気は高まっている。準決勝に向け、さらにチーム力を上げていきたい」

 日本時間9日に行われるW杯準決勝(ドイツ戦)を前に、会見でブラジル代表・スコラーリ監督(65=顔写真)がこう語った。ドイツ戦は、ケガのネイマールとチームの精神的支柱である主将のチアゴ・シウバが不在とあって、これまで「(ドイツ戦は)厳しい戦いになる」と弱音を吐いていた。ところが一転、強気発言を連発した。それも、「ネイマールはこれまでチームを支えてくれた。今度は他の選手の番。一人一人がネイマールだ」とここでもネイマールの名前を連呼した。

 周囲は「指揮官の精神不安の表れ」と見ている。スコラーリ監督はこれまでネイマール一人にボールを集め、エースストライカーにゴールを決めてもらうチームづくりを進めてきた。「ネイマール頼み」でここまで勝ち上がってきたのである。そんな全幅の信頼を置いてきたエースが離脱となれば打つ手はなくなる。地元優勝の使命を背負っているだけに、スコラーリ監督の重圧も相当なものだ。

 大会中は、チリ戦PK後に、「チアゴ・シウバはキャプテンの資格がない」と指揮官が語って、チーム内に不穏な空気が流れたり、「FIFAは我々の優勝を望んでいない」と物議を醸す爆弾発言も飛び出した。

 いま、ネイマールがいなくなって相当動揺しているのは間違いない。

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