“条件”に満たない豪栄道を大関に昇進させた相撲協会の思惑

公開日: 更新日:

 相撲評論家の中澤潔氏は「相撲協会にとっては渡りに船だったのでは」とこう言う。

「これまで日本人の横綱候補は稀勢の里だったが、掛け声は勇ましいものの期待外れ。おそらく、もう昇進の望みはない。琴奨菊も今場所の12勝は出来過ぎです。協会としては、新しい日本人のスターが欲しい。そんな時に都合良く出てきたのが豪栄道。しかも、今場所2敗した白鵬も相撲内容が悪く、下り坂であることは間違いない。ここはひとつ、稀勢の里から乗り換えて、新しい日本人大関に踏ん張ってもらおうという協会の思惑でしょう」

 30日の理事会で正式に昇進が決まる豪栄道。取組後は「一生懸命やるしかないという気持ちだった。まだあまり(昇進の)実感がわかない」と話したように、当の本人が一番驚いているに違いない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る