ドカベン香川伸行氏が語っていたプロ引退後の“波瀾万丈”
この間、2度の離婚と3度目の結婚も経験した。
冒頭のインタビューを受けてくれた際の肩書は、医療機器販売会社の顧問。172センチ、125キロの体を心配する記者に「でも、心臓はまったく問題ナシ」と屈託のない笑顔を見せ、営業を手伝っているという携帯用小型心電計を手に、「心筋梗塞など心臓病の早期発見に役立つこと、間違いありません」と言っていた。
その香川氏の命を奪ったのが心筋梗塞。あまりに早く、あまりに皮肉な結末になってしまった。