ツアー最終戦2戦目 錦織は持ち味封じられフェデラーに完敗

公開日: 更新日:

「フェデラーは乗ってる錦織相手に、第1セットからトップギアに入れてきました。動きは速いし、勘も鋭かった。錦織のサーブにはフォアに回り込んで打ち返す集中力すごかった。錦織も悪くはなかったが、得意のラリーになっても本来なら決まるはずのショットが決まらず、速いショットを返されて少し慌てました。3月の対戦ではフェデラーのバックへストレートを打ち込み、フォアでもストレートに切り返すなどして逆転したものの、この日は錦織らしい粘り強さが封じられましたね」

 課題の第1サーブの成功率は54%。ダブルフォールト5回も痛かった。相手のサーブを一度もブレークできずに敗れた錦織は、「相手のしたいテニスをさせないのが彼(フェデラー)の強さ。この敗戦をいい経験値にして、次はしっかり出直したい」と言った。

 1次リーグ最終戦(13日)の相手はビッグサーバーのラオニッチ(23=世界ランク8位)。通算成績は4勝1敗(今季3勝1敗)だ。

 もう1試合のマリー(同6位)対ラオニッチ戦は、ともに初戦を落とした者同士の戦い。こちらはセットカウント2─0でマリーが勝った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  2. 2
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  3. 3
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

  4. 4
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 5
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  1. 6
    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

  2. 7
    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

  3. 8
    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

  4. 9
    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

  5. 10
    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終