権藤博氏が“谷繁引退勧告”に反論 「捕手専念が中日のためだ」

公開日: 更新日:

 谷繁が正捕手として出場することのプラスは大きい。ヤクルトの古田がそうだったように、彼らがマスクをかぶることで投手陣に安心感を与えるだけでなく、相手の打者にそれだけでプレッシャーを感じさせる。どんなボールが来るのか、どんな組み立てをしてくるのか。マウンド上の投手と戦うはずの打者の意識が捕手にも向く。これが大きいのだ。

 中日の投手陣は若手とベテランの端境期に来ている。なおのこと、捕手としての谷繁の「顔」が必要なのだ。今季は、兼任監督という立場が足かせになり、若手にもチャンスを与えなければと自らベンチを温める選択をせざるを得なかったのだろう。中途半端な選手起用になり、谷繁の「顔」も威力が半減した。

 佐々木のパーティーで乾杯のあいさつを頼まれた私は、横浜が優勝した98年を思い出しながら、「日米で培った経験を指導者として生かしてほしい。横浜の監督として私がアゴに手を置きつつ、実は内心でハラハラドキドキしながら、やせ我慢して戦った経験を、佐々木にも監督として体験してもらいたい」とマイクを持って話した。谷繁がそういう経験をするのはまだ先でいい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る