「DFとMFは不安だらけ」 アジア杯代表選考に疑問の声

公開日: 更新日:

 アジア杯の日本代表23人が発表された15日の深夜。アギーレ監督がスペイン検察当局から八百長疑惑で告発された。現状では、グレーの指揮官でアジア杯に臨まなければならず、大会中は重苦しい雰囲気に包まれるだろう。18年ロシアW杯まで、有罪か、無罪か、中ぶらりんの指揮官にチームを委ねるのか? 技術委員会の判断を見守りたい。

 さて今回は、日本代表の守備についてだ。

 GK3人は、11月のキリンチャレンジ杯と同じメンバーが選ばれた。DF陣は長友佑都の復帰で松原健が、MF陣は清武弘嗣の初招集によってボランチ田口泰士が外れた以外、キリンチャレンジ杯と変わらない。

 ケガ人が出ない限りはスタメンはGK川島。DFは右から内田、吉田、森重、長友。MF陣は長谷部をボランチに右に遠藤、左が香川という4―3―3が有力だが、DFもMFも、FW陣と比べると不安材料が多い。

 まずGK川島だが、ブラジルW杯のコートジボワール戦の失点など「えっ! それが入っちゃうの」といったミスが目立ってきた。30歳を過ぎてシュートブロックの精度が落ちているのだ。控えの東口、西川にしても絶対的な信頼に乏しく、年齢も28歳と若くはない。4年後を考えると若手GKの発掘は急務である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発