選手と衝突したら修復不能 ハリル氏の“気難しすぎる性分”

公開日: 更新日:

 日本サッカー協会は近日中にも、リストの1番手に載せるハリルホジッチ氏(62=ボスニア・ヘルツェゴビナ)と接触、正式に代表監督就任を要請することになった。

 アルジェリア代表監督として昨年のブラジルW杯ベスト16に導いた手腕が評価される一方、さまざまなメディアでその人間性も紹介され始めている。共通するのが、「頑固で気難しい」という性格。サッカー専門サイト「Goal.com」では、こんな証言、エピソードが紹介されている。

〈監督としてはとても献身的だが、頑固な面もある。自分の考えをしっかり持っており、誰にもそれを邪魔させない。(中略)ワールドカップの直前でさえ、アルジェリア協会と議論になった〉

〈選手と衝突したら、決して元の状況に戻ることはないことは忘れてはいけない。強い個性の持ち主で、選手にがっかりさせられることを嫌う〉

 11年にクロアチアのザグレブを、14年にトルコのトラブゾンスポルを去っているが、いずれも契約期間を残しての退団。クラブ上層部との衝突が原因といわれている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ