著者のコラム一覧
霜田正浩日本サッカー協会技術委員長

1967年2月10日生まれ。東京都豊島区出身。豊島高卒業後、ブラジルにサッカー留学。現地で活躍していた三浦カズ(現横浜FC)と交流を深めた。88年に帰国してフジタ(現湘南)、京都紫光ク(現京都)でプレー。94年から徳島、京都、FC東京、千葉などでコーチを歴任。10年から日本サッカー協会技術委員。14年9月に技術委員長に就任した。

霜田正浩技術委員長が今語る「ハリル日本」誕生の舞台裏(3)

公開日: 更新日:

――いよいよ6月からロシアW杯アジア2次予選がスタートします。初戦は6月16日。埼玉スタジアムで行われるシンガポール戦に変更されました。

「お互いが自国のプライドをかけ、勝利のために戦う。それが国際試合です。負けたけど『良質のサッカーをやった』は言い訳に過ぎません。サッカーに芸術点はありません。何本もボールがつながり、素晴らしいパスワークを見せても、ゴールを決めないと勝利にはつながりません。サッカー先進国では、チンタラしたプレーは即ブーイングの対象です。『上手だけど戦っていないよね』という声が湧き上がってこないといけません。何よりも勝利にこだわるという価値観を全国のサッカー関係者、サポーターの皆さんに浸透させていけたらと思っています」

(取材・構成=六川亨・サッカージャーナリスト)

▽しもだ・まさひろ 1967年2月10日、東京・豊島区生まれ。都立高島高卒業後、ブラジルに渡ってサントスの下部組織などに在籍。同時期にブラジルでプレーしていた三浦カズと交流。88年に帰国してフジタ(現湘南)、京都紫光クラブ(現京都)でプレー。94年から徳島、京都、FC東京、千葉などでコーチを務めた。10年から日本サッカー協会技術委員。14年9月に技術委員長に就任。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性