7連勝前に自滅…日ハム大谷まさかの大乱調で戻る「緊張感」

公開日: 更新日:

 日本ハム大谷翔平(20)の連勝記録がまさかの自滅で先送りされた。

 22日のソフトバンク戦。序盤から強力打線に付け入る隙を与えず、3点リードの七回1死までに打たれたヒットは1本だけ。この時点では誰もが開幕7連勝を疑わなかった。

 ところが、直後から突如制球を乱し、2死満塁のピンチを招くと、代打・吉村に2点適時打を浴びた。その後も2つの暴投と適時打で逆転を許し、計5失点で七回途中降板を余儀なくされた。

 大谷は「七回が全て。状態は良くも悪くもなかったです。野手の皆さんが点を取ってくれたんですけど、最後の最後でつかまってしまいました。本当に申し訳ないです」と頭を下げた。

 終盤に味方打線が加点したことで今季初黒星こそ免れたものの、本人にとっては後味の悪い内容だった。それでも、球団の営業という点ではむしろプラスではなかったか。

 今年の大谷は足をつって途中降板した4月26日のオリックス戦以外は圧巻の投球ばかり。防御率も6試合で0点台を維持するなど、勝つのが当たり前のような状況だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗