巨人福田の賭博で大揺れ 問われるプロ球界の体質と選手教育

公開日: 更新日:

「浄化された球界と暴力団はもう無縁」と誰もが思っていたのだが、実際にはカネのあるプロ野球選手は上得意になっており、賭博絡みではなくても、両者の関係は脈々と続いている。しかも、暴力団との交遊を人前で口にするほど頭は「麻痺」しているのだ。なぜか。

巨人だけの問題で終わらせるな

 小さな頃から野球が上手で、甲子園に出ればマスコミはチヤホヤ持ち上げる。「野球バカ」のままプロ野球界に入り、活躍すれば若くして億の金を手にし、トラブルを起こせば球団が後始末してくれる。そういう球界の「悪しきシステム」が、アホな選手を大量に作り出しているのではないか。「その通りです」と言って、スポーツライターの工藤健策氏がこう続ける。

「だからこそ球団は、しっかり教育しなければならない。暴力団が甘い言葉をエサに近づくのはなぜか。どんな手口でやってくるのか。選手は聞く耳を持たないでしょうから、その怖さ、多方面への悪影響などをしっかり教え込む。今回の福田選手にしても、軽い気持ちで始めたのだろうが、東京五輪で野球が採用されないかもしれないという大問題にまで発展してしまった。彼らはそんなことまで想像は及ばない。福田選手を厳罰に処すことはもちろんですが、巨人だけの問題で終わらせてはならない。12球団は第三者による徹底調査を行い、今年中に結果を公表するべきです」

 暴力団にとって無知蒙昧な著名人は最良のお客さんなのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網