積極策と焦りで自滅…ヤクルト心配するソフトBの余裕っぷり
武田は9回完投で120球、バンデンハークは8回109球だ。四球も武田が1つ出したのみ。ボールを見極めて四球を選ぶことも出来なかった。
ソフトバンクの某コーチが言う。
「どうも今のヤクルトは『絶対に打たなきゃ』と焦っているように見える。おそらく、連日のようにマスコミが『戦力差がある』とあおっていたからじゃないか。確かに戦力差があるのは事実。それをああもあおられたから、余計に『打ち勝つしかない』と視野が狭くなっているのだと思う。2戦目にヒットで出塁した上田が初球に盗塁を仕掛けてアウトになったように、すっかり野球が雑になっている」
工藤監督は「野球の流れは変わりやすいから」と警戒するそぶりを見せたが、ホンネは「恐るるに足らず」か。