ドーピングで厳罰も ロシア選手に悪質「賞金」踏み倒し癖

公開日: 更新日:

 組織的ドーピングで国際陸連から資格停止処分になっているロシアの選手に厳罰が下った。

 ロシア・オリンピック委員会は25日(日本時間26日)、12年欧州選手権女子800メートル銀メダルのイリーナ・マラチェワ(31)、10年世界ジュニア選手権の女子競歩(10キロ)銀のアンナ・ルキャロノワ(24)ら4人を資格停止処分にしたと発表。マラチェワ、ルキャロノワの2人は2年間、他の2人は4年間、国際大会はもちろん、ロシア国内の大会にも出場できない。

 マラチェワらは国際陸連が保存する生体パスポートの検査で異常値を示したため、禁止薬物違反が発覚した。過去に出場した大会の順位と記録は抹消され、賞金とメダルは主催者側への返還義務が生じる。

 大会によっては優勝賞金が日本円にして約1000万円と高額なだけに主催者側が返還を求めるのは当然だが、メダルはともかく賞金が戻らないケースもあるという。

 特に多いのがロシアの選手だそうだ。日本のマラソン大会関係者が、こう打ち明ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動