<第2回>米国女子代表監督を招聘しなかった協会の罪

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 米国人女子サッカー選手の強靱なフィジカルを前面に押し出し、チームを強化して結果を残したスンドハーゲだが、11年ドイツW杯でなでしこのパスサッカーに衝撃を受け、フィジカル、プレッシング、パスサッカーを融合させ、ロンドンで五輪連覇を達成した。

 五輪後、契約を延長しなかったスンドハーゲは、「日本女子のサッカーは、まるでFCバルセロナの流麗なパスサッカーを見ているよう。世界の最前線・なでしこサッカーをリスペクトしている。日本女子代表を率いてみたい」と話しており、このことは日本サッカー協会の関係者の耳にも届いたようだ。

 ロンドン五輪後の12年9月末に佐々木監督の契約が満了。10月14日に日本サッカー協会は契約延長を発表した。W杯優勝に五輪銀メダル。周囲からは“論功行賞”として当然のこととして受け止められた。

 しかし、ロンドン五輪以降は若手が育たず、世代交代は進まず、中堅やベテラン選手は年齢的に衰えていった。15年カナダW杯の準優勝はラッキーが重なっただけ。間違っても佐々木監督の手腕ではない。スンドハーゲは選手の長所を引き出すことに定評があり、若手を抜擢する眼力も度胸もある。外国人指揮官として“情に流されずに”ベテランの首を切ることもいとわない。スンドハーゲに期待する声は多かった。

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