前田が肩肘に違和感? 登板中「マエケン体操」入念の理由

公開日: 更新日:

 ドジャース前田健太(27)が15日(日本時間16日)のホワイトソックス戦に登板した。

 オープン戦3試合目のマウンドは3回3分の2を4安打2失点(自責0)、2奪三振だった。

 この日の前田は毎回、安打を許す。一回は2死から14年の新人王で3番のアブレイユに中前打。二回にラウリーに左越えの三塁打を浴びると、三回には再び、アブレイユに左翼線への二塁打を喫した。四回には味方の失策と四球で2死一、二塁のピンチを招き、9番シャックに中前に運ばれ、オープン戦で初失点して降板した。

 前田はオープン戦初登板のダイヤモンドバックス戦以来、マウンドに向かう際には両肩をぐるぐる回す「マエケン体操」を入念に行う。登板中もマウンド上でしきりに肩を回したり、上腕部を揉むしぐさを繰り返している。

 メジャーのマウンドはプロ野球のそれと比べて硬く、公認球は滑りやすい。日本人投手の多くは適応に苦労し、知らず知らずのうちに肩、肘に負担がかかって故障するケースは少なくない。前田がマウンド上で盛んに肩や肘をいじっているのは、早くも違和感が生じたからか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」