錦織マイアミOP4回戦進出も 次戦は“大物喰い”で苦戦必至
テニスのマイアミ・オープン(米フロリダ州)は28日(日本時間29日)、男子シングルス3回戦を行い、第6シードで世界ランク6位の錦織圭(26)が同27シードのアレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)と対戦。6-2、6-2でストレート勝ちした。
相手のミスもあって第1セットは3度のブレークを奪う。第2セットに入ってもドルゴポロフのプレーは安定せず、第8ゲームをストレートで制して、過去3戦3勝とカモにする格下をわずか1時間11分で退けた。
試合後の錦織は「(自身の)ミスが少なく、相手のミスを誘うようなプレーができた。サーブも良かった」と満足そうに振り返った。「次戦に向けて自信がみなぎっている」と手応えを口にしたが、4回戦の相手は手強い。
29日の次戦では3回戦で世界ランク9位のジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)との接戦を制した同18位のロベルト・バウティスタ・アグート(27=スペイン)と対戦する。錦織は過去3戦3勝と相性はいいが、2度もフルセットまで持ち込まれるなど、決して楽に勝てる相手ではない。