広島・黒田の来季残留 球団の“切り札”は10億円と新井貴浩

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 日米通算200勝は、またもお預けである。広島の黒田博樹(41)が13日、前半戦最終戦の巨人戦に先発。七回途中6失点で降板し、5敗目(6勝)を喫した。前回6日も6回3失点で足踏み。大記録達成は後半戦に持ち越しとなった。

 現役か引退か――。昨季終了後、黒田は悩んだ。11月の終わり、「野球人生最高のモチベーションで(米国から)帰ってきたし、1年を終えて燃え尽きた思いがある」と発言。進退を保留したまま、なかなか気持ちを明かさず、残留が最重要課題だった球団をヤキモキさせた。今季、200勝を達成し、チームを25年ぶりのリーグ優勝に導いた暁には、今度こそ引退するのではとの声がある。

 球団関係者がこう明かす。

「当然、来季も残留してくれるよう、球団は全力を尽くす。今季の黒田の年俸は、4億円から日本球界最高の6億円。貢献度を考えれば、現役続行要請には8億円は必要というのが球団の考えですが、財政的には10億円まではいける。ただ、本人はカネに無頓着。提示額が高いからって『やります』とはならない。モチベーションが保てるか。続けるには理由が必要なんです。悲願のリーグ優勝を成し遂げたら、モチベーションを保つのも難しいでしょう。だったらせめて提示だけでも10億円くらいの誠意を見せないとというのはある。球団にもたらした黒田効果は、それ以上の価値がありますから」

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