最下位阪神 金本監督の“言動”にファンが怒濤のブーイング

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■監督とキャプテンの間に吹く“隙間風”

 鳥谷は今年3月に出版した自著「キャプテンシー」の中で、覇気がないことや、声を出さないことの真意を《「覇気を感じさせれば、それでいいのか? 感情を出さないと、やる気がないことになるのだろうか?」そんなことはないはずだ……やる気を前面に出せば成績があがるというものでもないだろう》と語り、《覇気がない、闘志が感じられないと周りからみえるのは、常に考え、集中しているからだ》とも言っている。

 金本監督の就任直後に「全部ダメだ、変われ」と言われたことへの反論とも受け取れる。監督とキャプテンの間でコミュニケーションが取れていないどころか、隙間風が吹き荒れているようなのだ。

 鳥谷に厳しく当たる金本監督について、あるOBはこんな見方をしている。

「そもそも鳥谷は苦言をバネにして伸びる選手ではないし、リーダーシップもない。黙々とプレーして結果を出し、チームに貢献することがベストだと考えるタイプ。金本監督は広島時代、大して期待もされていない選手だったが、努力と負けん気であそこまでになった。性格も生き方も違う鳥谷に同じことを求めているとすれば、監督としては失格ですよ。鳥谷は気持ちを表情や態度に表す選手ではないが、精神的にかなり参っているんじゃないか」

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