朝青龍の前例もあり…白鵬のモンゴル帰国に“余計な心配”

公開日: 更新日:

 大相撲横綱の白鵬(31)が、母国モンゴルに帰国した。「心と体を休めるため」だという。

 白鵬は足の故障などで先の秋場所を全休。12日には、右足親指の遊離軟骨除去手術を受けた。術後に断食を行い、157キロあった体重は「今は147キロ。内臓を休めて、体も軽い」と体調の良さをアピールしたが、7月の名古屋場所も10勝5敗と、横綱昇進以来ワーストタイとなる低空飛行。ケガではなく、衰えを指摘する声も多い。

 全休した今場所は、大関豪栄道が初優勝するなど、日本人力士が土俵を盛り上げ、すっかり影が薄くなってもいる。

「自らの衰えに協会の日本人横綱待望論。ストレスと不満をためる原因に事欠かず、それが土俵内でのダメ押しなど、傍若無人な振る舞いに拍車をかけている、と角界関係者の間ではもっぱらです」(相撲記者)

 そういえば、同じような状況に陥った朝青龍が07年、故障を理由に巡業不参加の届け出をしながら、帰国したモンゴルでサッカーに興じ、大問題に発展したことがあった。

 白鵬は、「パワーをもらって帰ってきたい」と笑顔で機上の人となったが、くれぐれも母国でハメを外さないように。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?