青木は引く手あまた アストロズと交渉決裂も複数球団関心

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 今オフだけで2度も移籍手続きが取られそうだ。

 今月上旬にアストロズへの入団が決まったばかりの青木宣親(34=前マリナーズ)に早くも放出の可能性が浮上しているからだ。

 アストロズは外野のレギュラーとしてジョシュ・レディック(前ドジャース)を4年総額5200万ドル(約58億7000万円)で獲得。ジェフ・ルーノーGMは23日のレディックの入団会見で「外野の陣容に影響する動きがまだ1つか2つあるかもしれない」と明言。マリナーズからウエーバーで獲得した青木の放出も示唆した。青木のようにFA資格を有していない選手に対し、球団は12月2日までに残留オファーをしなければならない。今後の補強次第でアストロズは青木との契約を見送る可能性もある。

 地元紙ヒューストン・クロニクル(電子版)はアストロズは「青木と契約してもトレードする方針だ」と、早ければ年内にも移籍話がまとまると伝えている。

 すでに外野手が手薄なオリオールズなど複数の球団が青木に関心を寄せているという報道もあり、ベテラン外野手の移籍先は早々と決まりそうだ。

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