違法賭博の元王者バド桃田 見た目もプレーも優等生に変貌

公開日: 更新日:

「皆さんのおかげでコートに立てていることが分かりました」――。

 違法賭博行為による無期限出場停止処分から復帰した男子バドミントン元王者の桃田賢斗(22)が、すっかり謙虚になって戻ってきた。30日は復帰戦の日本ランキングサーキット準決勝で武下利一(27)に2-0(21-15、22-19)のストレート勝ち。31日の決勝進出を決めた。

 試合後は、「勝ち負けよりもコートに立てる喜びや、支えてくれた人、応援してくれる人に感謝の気持ちを持って、一球一球プレーしたいです」と優等生発言を繰り返していた。

 活動自粛中は苦手だったランニングやウエートトレを精力的にこなし、肉体改造に着手。70キロ以上あった体重を67キロまで絞り込んだ。体形だけでなく、身なりにも気を配るようになり、不祥事発覚前は試合中でも身に着けていたネックレスなどのアクセサリーを外してプレーしている。試合前後には観客席に向かって深々と頭を下げるなど、かつては自由奔放な言動が目立った元王者が別人のような振る舞いである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情