12連敗は“負の遺産” 巨人をダメにした原前監督の超強欲

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 球団として力を入れようとしていた「データ野球」を否定。06年に「野村ID野球のスペシャリスト」として招聘された当時の伊勢打撃コーチ補佐は、07年に解任される際、日刊ゲンダイの記者にこう漏らしている。

「巨人では一回も主導でミーティングをやらんかった。オレはただおっただけ。最後まで原監督からデータやIDのことは言われんまま。寂しいけど必要なかったんかな」

 その後、12年に同じく野村IDの薫陶を受けた橋上コーチを球団主導で招聘。新設された「戦略室」の責任者にすると、「狙い球以外なら見逃し三振OK」などと大胆なアドバイスで配球を読むアタマと効用を刷り込んだ。この指導が、その年の日本一に大きく貢献したが、その橋上コーチも原監督に追いやられる。

 翌年、「プロでも見逃し三振は決していいものではない。すごく反省するもの。悔いが残る。そういう教育を受けた。無抵抗ではバットを持つ必要がない。振ることもできないのは準備が欠けている」と公言するようになった原監督に、打撃担当へ配置転換された揚げ句、14年限りで巨人を去った。

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