ベルリンマラソン3強揃い踏み 今年も2時間3分切り実現か
マラソンファンにとっては見逃せないレースだ。
ロイター通信は29日、9月24日に行われるベルリンマラソンに、ケネニサ・ベケレ(35=エチオピア)、エリウド・キプチョゲ(32=ケニア)、ウィルソン・キプサング(35=同)が参戦すると報じた。
3人の記録を見ると、世界歴代2位の2時間3分3秒のベケレを筆頭に、リオ五輪金のキプチョゲが2時間3分5秒、キプサングが2時間3分13秒と圧巻。しかもベケレは、5000メートルと1万メートルの世界記録保持者でもある。
彼らはマラソンレースで賞金を稼ぐ以外に、成績や記録によってスポンサーから多額のボーナスを得ている。ベケレとキプチョゲはナイキと契約、キプサングにはアディダスがついていて、ランニングシューズの売り上げに大きく貢献している。
キプサングは新製品のシューズで2月の東京マラソンに出場。鮮やかなエナジーブルーのシューズで、国内最高記録の2時間3分58秒で優勝した。
キプチョゲも5月にナイキが企画した「マラソン2時間切り」のプロジェクトに参加。非公認だが2時間0分25秒の記録を出して話題を呼んだ。