西武復活のキーマン浅村 辻監督が見抜いていた主将の資質

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 3位楽天に惜敗し、再びゲーム差は2となった西武。残り2試合になっても2位を確定できずにファンをヤキモキさせているが、3年連続Bクラスだったチームをここまで変えたのは辻発彦監督(58)だけではないようだ。今季から主将に任命された浅村栄斗(26)もその一人だ。

 浅村といえば金髪、ヒゲ面、自由奔放な性格。とてもキャプテンが務まるタイプには見えない。その一方でシャイな一面もあり、どちらかといえば口下手だ。若手らに積極的に声をかけることもない。そんな選手をなぜキャプテンに任命したのか。辻監督はその理由について、「チームに新しい風が必要」と語っていたことがある。改めて聞くと、こう言った。

「ハッキリ言って、浅村は言葉で(選手たちを)鼓舞するタイプじゃない。話せばいろいろしゃべってくれる面白い子だけど、何かやらせようと指図したら『今やろうと思ってたのに』と言ってやらなくなるタイプやしね。それでも浅村をキャプテンにしたのは、やっぱり内野手が良かったから。(投手がピンチになった場面などで)すぐマウンドに行ける人の方がまとめやすい。浅村は積極的に声をかける方ではないから、源田に『おまえが代わりに行くようにしろ』と言ってたけど、それでも浅村に成長してもらうためにやってほしかった。しばらく自由にやらせていたら、チームバッティングに徹したり、一塁にヘッドスライディングしたり、徐々に変わってきた。もともと、どこか痛くても、無理とかダメとか言わないで黙々とやるところは、リーダーとして向いている部分。そういう姿勢がベテランの意識も変えていくと思う。守備のときは目をつぶっているけどね(笑い)」

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