侍Jメンバーフル回転濃厚 稲葉監督「CS観戦」の複雑心境

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 侍ジャパンの稲葉監督が12日、自身の初陣となる「ENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017」のメンバー25人を発表した。

 最多選出となった西武からは山川穂高(25)、外崎修汰(24)、源田壮亮(24)、多和田真三郎(24)、平井克典(25)の5人。ルーキーの平井を除く4人が主力だ。セ・リーグで最も多く選ばれたのがDeNAの3人。今永昇太(24)、山崎康晃(25)、桑原将志(24)と、こちらは全員がレギュラーメンバーだ。

 今回の出場資格は「入団3年目以内もしくは24歳以下」(うちオーバーエージ枠3人)。日の丸をつける選手たちは喜びのコメントを出していたが、西武やDeNAは今週末から日本シリーズにつながるCSが始まる。「それどころじゃない」というのが本音だろう。

■日本シリーズ後から初戦まではわずか10日

「アジアチャンピオンシップ」の初戦は11月16日。日本シリーズが第7戦(11月5日)までもつれた場合、その間はわずか10日だ。9日からの宮崎合宿から合流すれば、中3日しかない。日の丸のユニホームに袖を通す時には、ヘロヘロになっていないか。

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