阪神ドラ2高橋遥人 子供5人を育て上げた“脱サラ”父の教え

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 高橋遥人(投手・22歳・亜大)は父・智太郎さん(57)と母・朱美さん(56)との間に、5人きょうだい(4男1女)の次男として生まれた。小学3年で地元の西奈少年野球スポーツ少年団に入団。自転車のカゴにグラブとバットを入れて練習場に通った。学校の休日は早朝から夜まで野球漬けだった。

「遥人に言ったのは『やる以上はレギュラーになれ。人よりたくさん練習しろ』と。一生懸命やるなら応援はするが、いいかげんにやるようなら辞めろというスタンスでした」(智太郎さん)

 5人の子どもたちは皆、身長が180センチ以上あり、「180センチの遥人は小さい方」(智太郎さん)という。智太郎さんは身長180センチほど、朱美さんも170センチ以上あるというから、恵まれた体は両親の遺伝子を受け継いだのだろう。

 高橋を含め、きょうだい全員がスポーツをやっている。高橋の兄はすでに就職しているが、今年から関西の大学に進学した妹はバスケットボール、2人の弟(高3、高1)も野球部だ。智太郎さんは子どもたちの試合があると、仕事の合間を見つけて応援に出掛けるが、練習や試合のための送り迎えは、朱美さんがほぼ担当した。

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