両親が背負った日中卓球交流 原点は“ピンポン外交”だった

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 名古屋大会に中国を招待したことで、日本卓球協会は国内では自民党タカ派などからの批判も受けた。だが、両国の卓球界はこの流れをきっかけに人的往来を重ね、時には対立もあったが、互いに技を磨き、そうした交流はいまも続いている。

 宇さんもその海峡を越えたピンポン玉のひとりで、15歳で初来日、その後もたびたび訪れては日本全国を遠征し、94年には大阪でコーチ修業も経験した――。

 (つづく)

(仙台在住フリーライター・武田泉)

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