米ツアー初V逃した畑岡奈紗 3日間ノーボギーは成長の証し

公開日: 更新日:

【キングスミル選手権】

 大雨のため3日目が中止になり、54ホールの短縮競技になった今大会。

 現地時間20日に行われた最終日はサスペンデッドになった第2ラウンドの残りを消化して、米ツアー参戦2年目の畑岡奈紗(19)が首位と1打差の通算10アンダー2位タイ。初優勝に向けて絶好のポジションから発進した。

 初日の17番パー3でホールインワンを決めるなど、連日66をマーク。ノーボギーとショット、パットとも好調でコースとの相性は抜群だった。

 最終日最終組でプレーし、前半は3番パー5で2オンに成功。イーグルトライは惜しくもカップそばに止まったがバーディー先行。5番パー3は4メートルにつけて2つ目のバーディー。400ヤードと距離の長い9番パー4は、カップがグリーン右端と厳しいポジションに切られていたが、フェアウエーからの2打目を果敢に攻めてピンそば1・5メートルにピタリ。これを決めて前半は3つスコアを伸ばして、通算13アンダーでターンした。

 この時点で首位に立っていたのは1組前でプレーするアリヤ・ジュタヌガーン(22・タイ)。メジャーの全英女子オープン(2016年)を含む米ツアー7勝をマークする実力者だ。10番で5つ目のバーディーを決めて通算14アンダー。11番でも連続バーディーを奪い、この時点で畑岡とは2打差だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした