津田俊樹
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津田俊樹国士舘大政経学部 非常勤講師

1975年4月産経新聞入社、プロ野球、五輪担当記者を経て運動部長、論説委員などを歴任。18年3月産経新聞を退職。元立命館大経営学部客員教授。現在、国士舘大政経学部非常勤講師(メディア論、マスコミ論)。「関学・京大・立命 アメフト三国志」(産経新聞出版)の監修に携わる。

<4>捜査機関に委ねれば加害選手は「被疑者」として扱われる

公開日:

 アメリカンフットボールの名門、関学大は甲子園ボウル優勝28回、リーグ戦145連勝という大記録を持つ。栄光の歴史を築いてきた“青のDNA”を受け継ぐ選手のなかで屈指のQB(クオーターバック)といえば、誰もが1970年代中盤に活躍した猿木唯資さんを推すだろう。

 77年のリーグ戦は京大との全勝対決となった。闘将・水野弥一監督率いる京大ディフェンス陣にパスを阻まれると、自ら走ってタッチダウン、逆転勝利へつなげた。この雨中の激闘は、試合会場にちなみ「涙の日生球場」と語り継がれている。

 猿木さんは翌年4月の近大戦で脊髄を損傷する大ケガを負い、二度とフィールドに立てなくなった。税理士として再起した偉大なQBは当時を次のように振り返る。

「タックルより先に自分から倒れたときに、変な体勢で首から落ちたんです。それが原因でしょうけど、よく覚えていません。いろんな人から励まされ、元気をもらいました。ケガをしましたが、私にとってアメフトは人生そのものです」(「アメフト三国志」)

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