日大対応遅れの遠因…理事長夫人に取り入る“女社長の正体”

公開日: 更新日:

 優子夫人が経営する東京・阿佐谷の「ちゃんこ料理 たなか」。この店での幹部会議が日大の重要事項の決定を左右する「最高意思決定機関」といわれているが、会議のメンバーには複数の常務理事に交じって、優子夫人の引きでH氏も加わっているという。

「E社は来年迎える日大の創立130周年記念のプロモーションも任されています。結局、Hさんが広報や宣伝のプロを煙たがるせいで、日大の企画広報部は理工学部や商学部の職員上がりなど“門外漢”ばかりになってしまった。悪質タックル問題で広報対応がグダグダになったのも、そのせいだと多くの職員が思っていますよ」(前出の日大関係者)

 日大企画広報部はE社との取引について、「個別の契約の経緯、内容は守秘義務があり、お答えできません」。E社は担当者不在を理由に取材に応じなかった。

 これだけ私物化が疑われる大学に私学助成金として、毎年150億円の税金が支給されているのを忘れてはいけない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」

  2. 2

    円安地獄で青天井の物価高…もう怪しくなってきた高市経済政策の薄っぺら

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  5. 5

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  1. 6

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  2. 7

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ

  3. 8

    “第二のガーシー”高岡蒼佑が次に矛先を向けかねない “宮崎あおいじゃない”女優の顔ぶれ

  4. 9

    二階俊博氏は引退、公明党も連立離脱…日中緊張でも高市政権に“パイプ役”不在の危うさ

  5. 10

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明