著者のコラム一覧
河治良幸

1973年8月、東京都生まれ。青山学院大卒。サッカー専門紙「エル・ゴラッソ」日本代表担当。近著に「サッカー観戦バイブル」(成美堂出版)。

ポーランド編<下>オーソドックスな4バックには付け入る隙

公開日: 更新日:

 ――ポーランドは伝統的に能力の高いGKを輩出してきました。その伝統は今でも受け継がれていますか。

「GKのレベルは、グループリーグで対戦する3カ国の中で最も高いでしょう。33歳のファビアンスキは経験も豊富で総合力が高い。彼の座を脅かす存在としてシュチェスニーも注目を集めています。ユベントス所属でイタリア代表守護神ブッフォンの後継者と目されている逸材です。この2人のレギュラー争いは見ものですが、どっちが出場しても日本にとって高い壁であることに変わりはありません。いかにして牙城を崩すか? ペナルティーエリアまで侵入していき、フィニッシュに持ち込みたいですね」

■層の厚いGK

 ――ポーランド人GKといえば、17年のJリーグで最少失点を記録した磐田のカミンスキーの名前が出てきます。

「そのカミンスキーでさえ、ポーランド代表では7、8番手ですからね。ポーランドGKの層の厚さを物語っています」

 ――日本は、コロンビアとセネガルと対戦してポーランド戦を迎えます。3戦目で顔を合わせるわけですが、その時点で、日本、ポーランドは勝ち点をいくつ稼いでいるか? 戦い方も変わってきます。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    自維連立に透ける実現不能の“空手形”…維新が「絶対条件」と拘る議員定数削減にもウラがある

  3. 3

    自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  1. 6

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  2. 7

    日本ハム1位・伊藤大海 北海道の漁師町で育った泣き虫小僧

  3. 8

    米倉涼子の薬物逮捕は考えにくいが…業界が一斉に彼女から手を引き始めた

  4. 9

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 10

    影山雅永JFA技術委員長の“児童ポルノ逮捕”で「森保監督がホッとしている情報」の深層